| 2008/11/17
思い出し出し6
レタリングを習っているとだんだん参考書、
資料の類いが欲しくなる。
高校の図書館にあることはあったが如何せん古く、
10年以上は経っていると思われる。
※「日本字デザイン」佐藤敬之輔著
週刊誌位のサイズ、2センチ位の厚さで
用紙も印刷もあまり上等とはいえない本で、
内容はほとんど覚えていない。
その中にカリグラフィーペンで書かれた
かな文字はそれまで習っている明朝、ゴシックにはない
不思議な魅力を持って記憶の隙間に残って行く。
そして数年後、佐藤敬之輔氏は私の前で現実の人となる。
※その時の本が「日本字デザイン」(丸善、昭和34年初版、
A4版254頁)だったかは確かではありません。
佐藤敬之輔年表で調べた結果からの推測です。
2008/11/05
日報固め書き
理由:1.パソコンを修理に出した。2.いつもより少し忙しかった。
3.さぼった。すみません。
1.佐藤豊様
先日はたいへんお世話になりました。
メールで「クワドラ」の写真を頂いた時はすこし驚き、
おもいきってお邪魔したものの、初対面で
どーなることかと思いましたが。楽しくトークを
展開することが出来、予想していた通りに夕方の
酒時間に突入してしまいました。
おかげで愉快な時間を持つことが出来ました。
また教えて頂いたポスターの写真も無事にカメラに
納めることが出来ました。
ありがとうございました。
両国駅にて「クワドラ」使用例

-CM-
今年の年賀状はzizisのNew Ysarカードをご利用ください。
・zizisのNew Ysarカードは箔押しです。カラーはゴールド、
豪華です。
・zizisのNew Ysarカードは2種類、縦と横お好きなタイプが
選べます。便利です。
・zizisのNew YsarカードはOn Sundaysさんでまもなく発売です。
楽しみです。
zizisのNew Ysarカードで新年のご挨拶を!
-CM終わり-
2. Aさんから電話を頂いた。
それは10数年ぶりだった。20代前半から10年くらい、
私は大手インテリア会社でAさんの元アルバイトとして
働いていた。
打合わせに行った。
今の会社を作るまでのご自分の歩み、現在進行中の仕事、
私に依頼する作業、Aさんは準備周到、大胆そして
理路整然に話を進められた。そして時おり私に向けられる
眼差しはあの時から変わらない鋭さがあった。
Aさんは今も熱い。
と思った瞬間、突然顔中の筋肉が緩み目がとろけたのは
話がお孫さんの事になった時だ。
「森山、孫はかわいいぞ!」好々爺のAさんがいた。
2008/9/27
どっしりとした赤ワインが飲みたくなっと思ったら、
あんなに暑かった夏がなかったような過去になった。
そして新酒、ヌゥーボー、ボジョレ、ボンジュール。
ボンジュール?そうです、zizisからの新種「Bonjour」
がまもなくOn Sundaysさんの店頭に並びます。
これまでとは、すこし印象を変えたカジュアルな
文字に仕上げました。
ぜひ一枚お手に取ってください。
以上、zizisからの宣伝でした。
2008/9/19
思い出し出し5
そうじゃないよ!
思わずとげのある声になった。放課後の教室。
私は二人の会話を遮った。通信教育の課題も進み
明朝体、ゴシック体など何となく描けるようになった。
あたりの事だ。
A君は女友達にレタリングのことで黒板に文字を描きながら
何かを説明していた。その最中に私が割って入ったような
形になった。A君はどちらかというと私とは波長が合わない
エリアの人だった。それに音楽部に入っていたのに
レタリングをしているのが不思議なくらいだったし
美大を受験するという事を後から聞き2度びっくり。
私はすこしムキになりながら反論したが、お互いそんなに
詳しい訳でもないのでなんとなく尻切れのまま話は終わった。
このシリーズを書いていて、思い出した泡のような一コマ
A君がレタリングを知っているという驚き、先の道を決められない
自分への苛立ち、でも本当は羨ましかったんだと思う。
彼女と学生生活を楽しんでいるA君が。
彼とはその後会っていないし、どんな大学に進んだかは分からない。
2008/9/8
思い出し出し 4
15の夜になんとなく人生を決めてしまう。
新聞に載っていたレタリング通信教育の広告をみて、
「文字を描くとお金になる」と軽い気持ちで
受講しようと思ったのだ。
勝手に一人で決めたのはよいが、自分のゆるい決心より
親にお金の事を切り出す方が何十倍も覚悟と
時間が必要だった。
最初母に話し、父に頼んで貰った。
通信教育で終わりまでやれるかどうか分からないし。
その後仕事をするのか、仕事になるのかそれさえも
なーんもわからないのに父は受講料を出してくれた。
しばらくして、教材セットと教本がドッサリ
家に送られてきた。
2008/9/1
8月27日日報の回答です。
横浜たそがれ/横浜たそがれ
伊勢佐木あたり/伊勢佐木ブルース
街の灯りはとても綺麗/ブルーライト横浜
赤い靴/童謡
イレブン/横浜イレブン
すこし強引な所もありますが。如何でしょうか?
2008/8/27
横浜たそがれに男が3人伊勢佐木あたりの灯りを目指して
くり出した。街の灯りはとても綺麗だが初めての場所のように
変わっていた。それでも店を選んで飲み始めた。
店を数軒変え、その度に小さな伝説を作りながら飲み、
赤い靴を履いたおねえさんにも会ったが、この年じゃ
乱れた恋にもならずイレブンを待たず各々方向に
電車に乗り込んだ。
慌ただしい飲み会ではあったが愉快な夜であった。
(因に、上の文章に横浜に関係する歌詞が幾つあるでしょうか)
2008/8/22
暑い8月2日、日本タイポグラフィ協会主催の
文字のトークショーを聞きに五反田に行った。
満員の会場で、今脂が載っているデザイナーと
新しいコンセプトの元で新書体を制作する
ベテランデザイナーのトークショーは熱かった。
参加者のほとんどが若い人!で自分の年寄り加減を
感じてしまった一日だった。
2008/8/10

たけさんからメールを頂いた。
モリサワの「竹」というフォントの作者で、
以前「街でみかけた書体」というテーマで
撮影された街の中にあるさまざまな
文字について「もじもじカフェ」で講演をされた時
お会いして以来、メールのやり取りをしている。
私の「くもやじ」をロゴタイプに使用した飲料水の
写真を送ってくださった。
その商品はファミリーマートの限定商品「さくらんぼサイダー」
で早速コンビニを探して購入。
彼はきっと相当に街の中を歩き、文字の写真を
撮られている事と想像する。私も街に出かけた時などは
文字を観ては関心したり、ツッコミをいれたりするのが、
どうしても自分の文字に目が行ってしまい公平に見る
ことが出来ない。
竹下さんメールありがとうございました。
2008/7/17
今日、雑誌広告にドラミンが使われているのを見つけて
思わずそれを購入した。
使われるのには一年くらいかかるか?と弱気の予想をしていたが
こんなに早く目にするとやはり嬉しい。
内容の関係で今回は敢えて写真は控えたが
私の文字を選んでくれたデザイナーに御礼を言いたい。
2008/7/10
思い出し出し....3
そして、レタリングに出会う。
中学1年生の放課後、掃除当番で美術室に行ったとき先生が大きな紙に向かって何か書いておられた。その時初めて細い筆、ポスターカラー、定規を使って書く文字がある事を知った。でも、今まで目にした事のないものを見たというだけであまり感動というか、熱い思いなんかはなくただ眺めていた。
書かれていた書体は明朝体だった。私は看板を書く商売がある事も知らなかった。
それから、しばらくしてその先生の授業で自分の名字を鉛筆でレタリングする課題が出た。一文字の大きさは15センチくらいか、正方形を書いてその中に活字を書く、中を塗り込んだかどうか覚えていない。
先生がレタリングと言ったかどうかは思い出せないが、書体は特太明朝体だった。1つ思い出せない事は、何を見て書いたかということで、コピー機もない時代に各々自分の名字を書いたわけだから、漢和辞典を見本に使ったのか?.....
書き終えて講評になり、運良く、私とI君の作品が選ばれたがI君の方が皆に上手だと評判がよかった。
その時の事はくやしかったようでなぜか長い間おぼえていて、絶対私の方が上手だったと思っていたが、文字書きになり、思い返してみると私の文字は形は良くとれていたと思うが線がびびって自信のなさが表れていた。それに比べて、I君の方は堂々とした姿とピシッとした線で出来ていた。
その後、中学3年生の授業でポスターを作った時に少しレタリングしただけで文字の道はまだ点のままで線にならない。
2008/6/28
友人がブログを始めた。
そして、激しく更新をしている
彼は妻子あり、仕事あり愛犬ありで忙しいはずだが
まったりと、喫茶店でエスプレッソコーヒー
を飲みそれでもストレスが沸騰すると
海に行きカヤックに乗る。
そんな彼の、海、風、愛犬の話を聞きたくて、
一年に数回、喫茶nicoで逢う。
別れる頃には私の傾いた気分は少し真っすぐになる。
癒しのブログ Under
Ground Tripper 遊んでください。
2008/6/10
文字関係の集会に出かけた。「ロゴタイプを作る事」を
テーマで成澤さんが講演された。30人くらいの小さな会場は
満員の盛況だった。
成澤さんは奇をてらわず、個性を押し出さず
ふわりと軟着陸をするようにロゴタイプを作られる。
その中には私の好きなロゴも沢山あり、機会があればお話を聞きたいと
思っていたデザイナーの一人で、何度かお目にかかった事はあるが、
まとめてお話を聞くのは今回が初めてだ。
スライドを見ながらの作品解説から質疑応答まで2時間半
ほどよい刺激を受けながら、楽しい時間を過ごす事が出来た。
会の後酒が入り、見知らぬ人、見知った人と話をして
梅雨の切れ間の週末の夜、ほろ酔い加減で帰宅
2008/6/4
お願い致します。
電車内のモニターで演劇の広告が流れ題名に「くもやじ」
フォントが使われていたので、帰ってからそこのサイトに行った。
モニターでは縦組だったが、他の組み方になっていないか、
もう少し細かく見れるかなどと思ったが
そこには、他のフォントで組まれた題名が載っていた。
「思い出を売る男」なんですが、出来ればどちらかに
まとめて頂けると.........。(気の弱い制作者より)
2008/5/30
そろそろ日報をと考えていると
故郷から笹団子が届いた。
正直に言うと、若い頃はせっかく送ってもらっても
ほとんど食べられなかった。ごめんなさい。
上京してすぐは学校の寮に住んでいた、5月になり
段ボール箱!にはいって笹団子とちまきが届いた。
「余ったら皆さんで分けろ」と電話で親は言うが
田舎の食べ物を皆たべるかなぁ?と思ったが
少しでも少なくなればと思い箱ごと炊事場のテーブルに置いた。
午後の授業が終わって、様子を見に行ったら
それは見事に跡形もなく食べ尽くされていた。
また昔話ですみません。
2008/5/8
美早も出品した青山スパイラルの祭りが終わり、
家の中が落ち着いて、少し広くなった。
制作中は私も猫の手状態で大活躍!?
部屋の中には紙とパステルが鎮座して、おまけに
外壁の塗り替えと重なり、ベランダが使えなくなり
鉢植えが部屋を占領してもはや笑うしかない始末。
春に展示会を2度もやり、これで今年が終わった感じ
がする今日この頃です。(そう思っているのは私だけで、
ご当人はますます張り切っています。)
足を運んで頂いた皆様ありがとうございました。
2008/4/20
またまたクワドラ
びっくらこいた......それは週末深夜の事だった。
何気に回したテレビに映ったのはクワドラのロゴ
その下のテロップにもクワドラの文字
なんか画面すべてにクワドラが満載された番組が流れていた。
15分たっぷり自分の文字を堪能。デザイナーさんありがとう!感謝!
すこし興奮ぎみの午前1時。
また来週も見よう。
NTV「恋愛新党」金曜深夜0時40分〜。
2008/4/10
文庫本の帯に使われたクワドラ
テレビを見ていて、見つけた。ネットで検索、
出版社に電話、注文覚悟で本屋さんにいって
あっさりゲット。
電話に出て頂いた出版社の女性の丁寧な対応
ありがとうございました。

帯の2行ナナメになっているのがクワドラです。
2008/3/18
展覧会はよい。
何が良いかと言うとまず、それ自体が良い。
作品を作り、準備する事が
昔の文化祭のようで、わくわくする。
ダイレクトメールを作り、宛名を書いたり
するのが楽しい。
もらった相手が時間と気が向けば
見に来てくれる事が嬉しい。
ガラス越しにお孫さんと覗き込んでいるのが良い。
デート中だろうか、通りすがりの若い2人が
少し緊張しながら入って来るのが良い。
来てくれた人たちの喜んでくれる顔を見るのが良い。
そして、口々に作品を褒めてくれるのが尚良い。
「LOVE」森山美早展+zizis
3月20日までアートアンドクラフトで開催中です。
2008/2/17
前略おふくろ様
たいへんです。メタボです。腹が出てきました。
このごろ、少し食べるとお腹がプックリ......
自慢のウエストに、
何十年も変わらなかったウエストに
危機が迫っています。
そんなお腹をさすりながらマウスを動かして作ったフォント
「ドラミン」が発売されます。
FONT1000で2作目となり、今回は明朝タイプとして制作
しましたのでいろいろな用途に使っていただけると思います。
只今、組見本を制作中です。
2008/2/1
想い出し出し....2
S君は鉄棒の大車輪ができて、生徒会の役員で学校の人気者だ。
学年も集落もちがい、同じ中学校というだけで接点はないが
私は彼から字の書き方を習う事になる。それも偶然に。
ある日の放課後、彼は相撲の股割りのような格好で足をピンと伸ばし
廊下に座りポスターの様なものを書いていた。
マジックインクで書かれた文字は印刷されたように綺麗に並んで美しかった。
「四角の中に押し込めるように」字が書けるようになれば、
うまくなるかもしれない。
S君を真似よう!と思った。
しばらくは四角四角...と意識をしながら書いたりした。
それが、私の「綺麗な文字」の原型になり、後年レタリングを
する時に役に立ってくる。
ただ、私の悪筆はそんなもので治るわけもなく.....。
2008/1/21
寒い朝、思い出す。
稲の取り入れが終わり秋も深まると
田んぼという田んぼは水浸しになり、
あたり一面が大きな湖のようになる。
そこに雪が積もり、雪はたっぷりと水を吸い、
年が明け雪降りの峠も過ぎ
晴れわたった寒い朝にみしみしと凍る。
小学校に登校する私たちの長靴は
恐る恐るその感触を確かめ
やがて、
田んぼに積もって朝日に眩く凍った雪の上を歩き出す。
「シミワタリ」と言って、毎年そうやって雪原を登校する。
ほとんどは男子で、
彼方此方の集落から学校を目指し小さな黒い一団が
よたよたと進む姿はペンギンの様だった。
雪に隠れている小川や池が一番危険なところだが
それも毎日見慣れているので上手に避けて進む。
それでも男子は無茶をするもの、
わざと危ない方を歩きスリルを楽しむ。
そして、一冬一回はハマる。
雪原に穴があき、体が傾き足の自由が効かなくなる。
やがてじわっと長靴に冷たい水が入ってくる、
皆に囃し立てられながら靴下を絞り、
片方の長靴から保温用の藁を半分にして
濡れた方に移しての応急処置、
惨めな気分で学校に着き、
石炭ストーブで靴下を乾かす間の足のむず痒さ......
それでも次の年も、
またその次の年も繰り返されるのだった。
土地改良工事で田んぼの水はけが良くなる頃には
私たちも大きくなり
シミワタりもやらなくなった。
2008/1/14
チョコレート決戦まで一ヶ月と迫りましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のzizisカードはハートです。うふっ
いつもアクセントとしてイラストを入れているのですが
このハートのスケッチが出来た時、文字を外しました。
その方が、ナイキのサンダーみたくパキッと大胆でインパクトがあると、
当社2名による最高戦略会議は判断しました。
おいしいチョコレートとzizisのカードがあれば戦は勝ったも同然。
もし、14日が過ぎてしまったら、
でもだいじょうぶこのシンプルなカードは
色々は場面で使うことが出来るので
いつでもあなたの思いを伝えることが出来ます。
グッド ラック!
あっ、そうそう最上部の線は断裁を間違ったわけでは
ありません、本当です。
2008/1/9
思い出し出し...1
昔話を書こう。
自分と文字の関係、その秘めた歳月を思い返してみようと思う。
記憶の最初は小学校の教科書を受取った時だったと思う。
前年と何処か違っていた。何か紙の上の文章が変だ。
(教科書体から明朝体に活字が変わった)それから
同じ文字がいっぱい同じ姿で紙面にある、何故だ?
(印刷、活字というものを知らなかった。)
なんて事を形にもならない漠然とした感想?を少しの時間(一瞬?)持った
なぜその事を記憶しているか不思議なくらいだ。
2008/1/2
後すこしで、この書体も終わりこの分で行けば今年は全部で8書体発表できる。
他の人達よりは少ないが1年でこれだけ出来れば自分としてはまあまあのペースだ。
このフォント自動生成ソフトは良く出来ているのでとても助かる。
湧き出るアイデアを直ぐ形にしてフォント化、いつでも市場のニーズに応えられる素晴らしいソフトだ!
以前は1書体作るのに何年もかかったがこういうソフトが出来たお陰でフォント作りも楽になったものだ。
あれっパソコンが暴走だ!どうした!止まらない!バックアップもまだ済んでいな......
わあー!!!!
なんだ...夢か...それにしても初夢も文字で来たか!
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